言霊についての考察 (7)

昨日の文章に少し付け加えます。

昔、「光化学スモッグ」と云う言葉が一般化すると、朝礼などで倒れる生徒が急増しました。

大勢の子供たちが一斉にばたばた倒れたんですね。

しかし、「光化学スモッグ」があまり注目されなくなると、倒れる生徒の数は元に戻っています。

これも言霊の持つ自己暗示効果のせいだったのでしょう。

話は替わりますが、元米副大統領で、2000年の選挙ではブッシュ現大統領に僅差で敗れたゴア氏は、「地球温暖化」と云う言葉は優しいので人々の心に響きにくい、だから「気候の危機」を使っていると言ってました。

これは誰でも思い当たるでしょう。

同じことを伝えるのでも使う言葉でインパクトが違います。

そして、これを推し進めると人の心を操作することができるわけです。

いわゆる洗脳またはマインドコントロールですね。