悪魔払いを巡る裁判−映画「エミリー・ローズ」(2)

粗筋を紹介します。

19歳の女子大生エミリー・ローズが原因不明の病気にかかります(幻覚らしきものを見たり、体がエビぞったり)。何らかの精神的疾患のようなのですが、正確にはわかりません。

精神科の医師はレントゲンを撮り、一応、病巣らしきものを発見したので、薬を処方します。しかし、なかなか効果が現れません。

一方でエミリーはムーア神父にも相談します。そして、神父は彼女が悪魔にとり憑かれていると考えて、治療を中断させ、悪魔払いの儀式を行うんですね。

しかし、その効なく、エミリーは死んでしまいます。一応、死因は栄養失調と自傷行為による衰弱ということになっています。

ムーア神父はエミリーを死に至らしめたとして過失致死罪で起訴されます。

そして、有能な女性弁護士エリン・ブルナーが教会の依頼で神父の弁護を担当することになります。

悪魔祓いを巡る裁判の開始です。