ラポールの構築(3)

66882.jpg続きです。

それから、昨日も書いたように会話に名前を入れるのは相手が喜ぶとは言え、程度を考えないといけないでしょう。

あまりあからさまだと相手は違和感を感じますし、人によっては馴れ馴れしすぎると嫌がるかも知れません。

要するに相手にまた話しをしたいという思いを抱かせることなので、十分に注意して、ラポールを築かないといけません。

この他にも、さまざまなラポールを築くためのテクニックがあります。

一番、有名なものは「ミラリング」でしょうか。

これは英語の「mirror」(鏡)から来た言葉で、要するに相手の動作をそのまま真似ることです。

たとえば、喫茶店で向かい合わせまたは隣に座って、鏡に映したように相手と同じ動作をします。

相手がカップを手に持ったら、自分も持つ。

相手が耳を触ったら自分も触る。

体を動かしら自分も動かす。

とまあ、こんな感じです。

ちょっと難しいかも知れませんが、できれば呼吸のリズムも合わせるといいですね。

これを続けていると相手は無意識にこの人は自分と同じだと感じるようになります。

もちろん、これは恋愛にも使えます。

即効的な効果はなくても、相手にある程度好意を持ってもらうことはできるでしょう。

ただ、あからさまな猿真似で悟られてはいけません。

あくまでさりげなく、相手の動作に合わせることが大事です。

相手が真似されていることに気付いてしまうと潜在意識に影響が与えることはできなくなります。

これではラポールが構築できません。

この点に注意して、機会があれば一度試してみてください。

では。