ラポールの構築

66771.jpg今日は昨日も少し出てきたラポールの話をします。

ラポールは元々はフランス語(「rapport」と書きます)で、「関係」といった意味を持っています。

ただ、心理学においてはやや特別の意味が与えられていて、たとえばカウンセラーと患者の間で使われます。

要するに相談する側とされる側の信頼関係といった感じですね。

そして、これはや占い師とクライアントの間にも使うことができます。

当然ながら占い師にとってもラポールは非常に重要なんです。

ですから、様々な方法で早くラポールを築こうとします。

すべてを紹介することは出来ませんが、一番簡単な例を上げてみます。

まず、会話で相手の名前を頻繁に口にするというのがあります。

あまり日本人はやらないようですが、アメリカの映画やドラマではよく見ますよね。

「グッド・モーニング、ミスター○○」とか「ようこそ、ミス○○」といった感じです。

会って間もないのにファースト・ネームで呼ぶこともあるようです。

あれは互いの距離を縮め、仲良くなるために非常に有効なのです。

人は頻繁に名前を呼ばれると何となく親しみを覚えるわけです。

ただ、日本ではよく知らない人を下の名で呼ぶのは失礼ですから、ちょっと事情が違いますが。

長くなるので続きは明日。

では。