ラポールは元々はフランス語(「rapport」と書きます)で、「関係」といった意味を持っています。
ただ、心理学においてはやや特別の意味が与えられていて、たとえばカウンセラーと患者の間で使われます。
要するに相談する側とされる側の信頼関係といった感じですね。
そして、これはや占い師とクライアントの間にも使うことができます。
当然ながら占い師にとってもラポールは非常に重要なんです。
ですから、様々な方法で早くラポールを築こうとします。
すべてを紹介することは出来ませんが、一番簡単な例を上げてみます。
まず、会話で相手の名前を頻繁に口にするというのがあります。
あまり日本人はやらないようですが、アメリカの映画やドラマではよく見ますよね。
「グッド・モーニング、ミスター○○」とか「ようこそ、ミス○○」といった感じです。
会って間もないのにファースト・ネームで呼ぶこともあるようです。
あれは互いの距離を縮め、仲良くなるために非常に有効なのです。
人は頻繁に名前を呼ばれると何となく親しみを覚えるわけです。
ただ、日本ではよく知らない人を下の名で呼ぶのは失礼ですから、ちょっと事情が違いますが。
長くなるので続きは明日。
では。
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