平成教育委員会

140487.jpg昨日、「平成教育委員会」を見ました。

私はクイズ番組が好きなのでいつも見ているんですが、今回は出演者がなかなか興味深かったですね。

いつも出ているやくさん、宇治原さん、宮崎さん、東国原さんを初めとして、小泉元首相の秘書官、全国模試トップの現役女子高生、芥川賞作家、弁護士とそうそうたる顔ぶれ。

中でも特筆すべきは、メンサ会員の脳科学者(女性)と東大法学部首席卒業で元財務省官僚の弁護士(女性)です(どうも全体的に女性に優秀な人が多いような)。

知っている人も多いと思いますが、一応、説明しておきますと、メンサ(Mensa)とは、人口上位2%のIQを有する者の交流を目的とした団体で、会員数は全世界で約10万人。

それで1次、2次の予選を経て決勝に残ったのは脳科学者の女性とやくさん、東国原さんでした。

東大法学部首席卒業の女性と全国模試トップの女子高生は残れなかったんですね。

最終的には、脳科学者が優勝しましたが、実は彼女は敗者復活で救われたんです。

だからと云って、私は学校の成績やIQなんか実生活では意味がないなんてカビが生えたような説を展開したいわけではありません。

確かにIQはその起源もあまり誇れるようなものではありませんし(簡単に言えば人種差別の道具ですね)、知能の一部を測定することしかできませんが、一応の目安にはなります(最近、話題になりましたが)。

ただ、賢さは非常に多様であり、知性にはさまざまな側面があることは間違いありません。

大雑把に言うと、まず、雑学的な知識を持っている人がいます。

彼らは一般的には博識であるとされます。

それから、ものを考える能力が高く、創造力や想像力に優れた人たちがいます。

ただ、平成教育委員会のようなクイズ番組では一般常識の問題が沢山出ますから考える派の方が不利かな。

模試トップの女の子は若いこともあって、かなり苦労していたようです。

東大法学部首席卒業の女性はクイズの成績はともかく、性格に問題があるようでした。

官僚や弁護士としては非常に優秀でも、人からは好かれないかも知れません。

長くなりますので、続きは明日。