土曜日に放映していた「リーガルハイ・スペシャル」を見ました。
堺雅人さんの台詞回しは相変わらず素晴らしいし、新垣結衣さんはすごく可愛いかったですね。
ご存じの通り「リーガルハイ」は法廷ドラマですが、コメディタッチの割に今回はテーマが非常に重かった。
医療過誤の問題です。
簡単に説明すると、難病に新薬を使用して治療した結果、患者が死にます。
その時の病院側の対応が悪く、患者の奥さんは深く恨んで、訴訟を起こすわけです。
まあ、このストーリー自体はよくあると思います。
しかし、法廷での弁論がなかなか思い切ったものでした。
堺さん演じる弁護士は、「現代医学は死屍累々の上に成り立っている。そして、人々はこの現代医学を享受してきたくせに自分の家族が犠牲になると話しが違うと文句を言う。(中略)死こそ希望なのだ」と言い放ちます。
すごいですねえ。
しかし、この意見にはうなずけるところがあると思います。。
別に新薬の使用じゃなくても、普通の人は手術の成功率が95%だと言われれば、まず、大丈夫だと思うでしょう。
しかし、5%の失敗の可能性は常にあるわけで、それが自分(または、自分の家族)ではないなんて保証はまったくありません。
これは肝に銘じておくべきでしょう。
明日に続きます。
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