再び内定取り消しの話

165406.jpg少し考えたことがあるので、日本テレビの内定取り消しの件をもう一度取り上げます。

前に書いた通り、日本テレビの人たち(少なくともお偉いさん)は、ホステスという職業を汚いと思っているわけです。

それならホステスのいるところに行く男性も当然、汚いですねよ。

では、クラブ、バー、キャバクラに行ったことがある男性社員は全員辞職させるべきでしょう(そして、風俗やAVを利用した社員も)。

少なくとも、男性アナウンサーは下ろすべきですね。

清廉じゃないんですから。

しかし、彼らはそう思っていないようで、そんな気配は露ほどもありません。

サービスを提供する方だけが汚くて、それを利用する方は汚くないなんてことがあるわけがないのに。

男性の偏見というか、都合の良い考え方丸出しです。

一般的に男性は自分たちが利用する癖に、風俗やAVに携わる女性を蔑視する傾向があります。

そして、水商売もそれに準じているのでしょう。

実はこれは職業差別のみならず、女性差別でもあるのですが、問題は女性の側にも同じように考える人が少なくないことです。

だから議会でのセクハラ発言にあれだけ騒いだ女性たちも今回は静かだし、それどころか訴えた女子学生を批判する声まで聞こえます。

嫉妬もあってか、女性のこうした水商売、風俗、AVに対する反感は根強いものがあります。

職業差別とともかくとして女性差別をなくす道はまだまだ遠いでしょう。

女性自身が足を引っ張っているんですから。

では。