「なぜ人を殺してはいけないの?」

IMG_0016.jpg昨日取り上げたテレビ番組では、子供に「なぜ人を殺してはいけないの?」と尋ねられた時にどう答えるかといったこともテーマとして取り上げていました。

かなり前に注目を集めた問題ですね。

いろいろな人たちが考えを述べていました。

私は、こうした質問をする子供には大きく分けて2種類いると思います。

まず、本当に殺人が悪いこととは思えない子供たちですね。

これは深刻です。

人間は生まれつき殺人をタブーと感じるように作られています(後で詳しく検討します)。

このタブーはかなり強力で、なかなか抑えることはできません。

そのために、軍隊なんかでは特別の訓練をするくらいです。

しかし、生まれつきない人間がいます。

いわゆるサイコパスですね。

反社会的な存在です。

将来的に犯罪に走る可能性が高い(もちろん全員というわけではありません)。

最近でもありましたね。

一度人を殺して見たかったが動機の殺人が。

彼らには、単に殺人がいけない理由を説明するだけでは不十分で、できるだけ早い段階での発見、そして、専門家による特別の教育や指導が必要です。

続きます。