続きです。
もちろん、ヒットした映画は内容が素晴らしいことは当たり前です
しかし、タイトルも一役買っていることも結構あるんじゃないかな。
たとえば、「アナと雪の女王」の原題は「FROZEN」です。
もちろん、世界中で大ヒットしていますから、原題が悪いわけではないでしょう。
しかし、日本語タイトルを仮に「フローズン」にしたとすると、日本であそこまでヒットしなかったと思います。
もともと外国映画はタイトルがそっけないものが多い。
上に書いた「アナと雪の女王」もそうですし、やはりアニメの「カールじいさんの空飛ぶ家」なんて原題は「UP」(上る)ですからね。
日本人は特にタイトルにこだわってきたような気がします。
そこには言霊が働きます。
上手いタイトルだと売れ行きが違うと言うか。
もちろん、これは映画に限りません。
先日取り上げた「フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ"暮らしの質"を高める秘訣~」もそうですね。
原題は「Lessons from Madame Chic」(シック夫人から教訓)ですからね。
このように日本語のタイトルには言霊が宿り、大きな働きをすることがあるのに、最近は制作会社(主にハリウッド)の圧力のために、最初に書いたように、カタカナ表記のものが増えているのには残念ですね。
では。
映画のタイトルと言霊(続き)
Posted by comment(0)|エリオンの考え
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