泡銭は身につかないのか

IMG_0016.jpg昨日の話になんとなく続いています。

幸運、不運の話となると、宝くじに当選して大金を得るなんてことがよく言われます。

遺産相続で大金を得た、万馬券を当てた、株で大儲けしたもありますね。

こういういわゆる労なくして得た大金をラッキーマネー(泡銭)と言うそうです。

そして、お金は尊い働きによって得るものであり、ラッキーマネーは簡単に消えていくなんてことがよく言われます。

宝くじに当せんした人が、仕事を辞めギャンブルや異性関係でお金を使い果たし、気付いたら無一文になったうえに家族まで離れていった。

これが典型的なストーリーかな。

しかし、本当にこうしたことが頻繁に起きるのでしょうか。

いろいろな人がいますから、心の安定を失う人もいるでしょうが、みんながみんなそうではないでしょう。

私には、どうもこういう泡銭を手にした人に対するいましめと、あとはやっかみのような気がします。

世の中が不公平だと嘆く人の負け惜しみと言うか。

堅実にお金を運用する人も結構いるんじゃないかな。

それに、仮にあとで無一文になるとしても、一時的にでも大変な贅沢ができたのなら、それでいいんじゃないですか。

宝くじが当たらずに平和な、しかし、退屈な人生を送る方が幸せだなんて誰にも断言できないでしょう。

では。