歌とメッセージ

IMG_0016.jpgある女性アイドルグループが、神奈川県大和市の市民団体が開催したイベントで自民党を中傷する曲を歌い、一部で問題になりました。

同市市役所と市教委はこのイベントの後援を取り消したそうです。

まあ、政治家や官僚の心の狭さは今さら言っても仕方がないですが、ただ、このアイドルグループの歌の内容には笑ってしまいました。

「大きな態度の安倍総理おじいさんと同じ、エリート意識・利権好きお父さんと同じ」

「諸悪の根源、自民党」

「本気で自民党を倒しましょう!」

といった感じですね。

余りにも稚拙と言うか。

歌で権力を批判したいのなら、もう少し工夫すべきでしょう。

思ったことをそのまま大声で叫ぶなんて、シュプレヒコールやアジ演説と何も変わりません。

コンサートの形を取るのなら、パフォーマンスとしての質も高くないと駄目ですね。

かなり昔、ベトナム戦争の時代にいわゆるプロテストソングやメッセージソングがアメリカを中心に世界中で大流行しました。

もちろん、その他の理由もあるのでしょうが、実際に戦争は終わりました。

徴兵制も廃止されています。

歌にはそれだけの力があるんです。

続きます。