ニュースによると、日本を訪れる中国人旅行客をカモにしようとするもぐりガイドが横行しているそうです。
日本では、報酬を受けて外国人旅行者を案内するには、通訳案内士の資格が必要です。
まあ、これは他の多くの国でも同じでしょう。
少なくとも私の知っているヨーロッパの国(フランス、イタリア、スイス等)ではそうでした。
それはいいとして、もぐりガイドの暗躍は中国語通訳案内士の人数が現在、2 291人と、中国人観光客の急増にぜんぜん追いついていないことが原因のようです。
ただ、もぐりガイドは、無許可でガイドするだけではなく、移動中のバスの車内でさまざまな商品を仕入れの数倍から10倍の価格で売ったり、一般の店舗で買い物をさせず、5倍以上も価格を釣り上げた「免税店」で買い物をさせるために特に問題視されています。
これに対して、国交省は、主に中国人の団体ツアーで無資格の中国語ガイドが歴史や文化を不正確に伝えたり、特定の店で効果が不確かな健康食品の購入を勧誘する問題が発生しているとして、改善の意向を表明。
太田国交相はも滞在中の旅行者の満足度を低下させるだけではなく、日本の信頼や印象形成にも悪い影響を及ぼしかねない。中国当局と連携して実態把握し、安心して観光できるようにしたい」としています。
なるほどねえ。
しかし、こんなことは昔のパリでもありましたよ。
日本人観光客を相手にするもぐりガイドが大勢。
大半は日本人ですが、たまに、フランス人やその他の外国人のもぐりガイドも見ました。
続きます。
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