マスコミへの圧力と報道の自由

IMG_0016.jpg少し前に自民党がテレビ局の幹部を呼び出したことがありました。

それに対してマスコミは一斉に圧力だ、報道の自由はどうなったと大騒ぎ。

しかし、今回のオリンピックのエンブレム選考会の話でも明らかになったように、テレビ局は外部からの圧力に簡単に折れます。

広告代理店、CMのスポンサーになる大企業、そして大手の芸能事務所に本当に弱い。

つい最近もあるタレントが自動車事故を起こしましたが、芸能事務所からの圧力でテレビでは扱われませんでした。

思い出すのは数年前のイケメン男性タレント系芸能事務所所属の有名タレントの話ですね。

彼は駐車違反した上、逃げようとして女性警察官に怪我をさせしまた。

これは明らかに事件ですが(公務執行妨害、傷害)、公共放送局以外のテレビ局は彼を〇〇メンバーと報道しました(当然、容疑者と呼ぶべきです)。

こんなにあからさまに圧力に屈するくせに、報道の自由もなにもないでしょう。

報道の自由を標榜するのなら、それを守るために命をかけるだけの覚悟が必要です。

また、報道の自由は当然、責任を伴います。

テレビだけではなく、新聞、雑誌も含めて、今のマスコミに責任をもって報道する姿勢をもっているところがあるようにはとても思えません。

ほとんどが碌に取材もせず、センセーショナリズムに走り、適当に書き散らしたような記事ばかり。

まあ、ある程度、一般大衆もこうしたことに気づいていて、テレビや新聞を信用しなくなっているようですが。

ただ、問題はネットのニュースも信頼できるものは本当に少ないということですね。

では。