先日、安保法制に反対して国会前でデモをした学生集団に触れて、彼らの行動は自分中心的、極端な利己的考えに基づいていると糾弾した議員がいました。
「利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ」とのたまっています。
しかし、その舌の根も乾かないうちに、この議員の金銭トラブルが週刊誌で報じられました。
「値上がり確実なソフトウェア会社の新規公開株を国会議員枠で買える。資金がないので変わりにお金用意してくれ。儲かったら利益折半な」と誘い、友人からお金を引き出したとのこと。
国会議員枠なんてものがあったら大変です。
国中が大騒ぎになるでしょう。
少し考えればわかるはずなんですが、それはいいとして当然株は買わず、お金も返していない。
これはどう考えても詐欺ですが、今後の捜査が待たれます。
私もこのブログで彼を取り上げ、道徳教育が必要なのは国会議員だと書きましたが、ここまで早く馬脚を露すとは思いませんでした。
大体、国会議員に限らず、最近の若者を批判し、道徳教育が必要だと主張する人間は本人自体がうさん臭くて、裏で何をしているかわからないような人が多いようです。
何度も言いますが、若者を導きたいと思うのならば、自分の行動で示すしかないんですね。
いくら言葉を重ねても、行動が行動が伴わなければ何の説得力もありません。
その意味では、今、若者に苦言を呈する資格がある人間がどれだけいるか疑問です。
では。
道徳教育は誰に必要なのか?
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