先日、公共放送で面白い番組をやっていました。
タイトルは「心と脳の白熱教室」。
「白熱教室」シリーズには、ブームを起こしたサンデル教授のものを初めとして、面白い講義が多いですね。
今回は、オックスフォード大学のケヴィン・ダットン博士のサイコパスについての講義です。
非常に興味を惹かれました。
以下にまとめます。
サイコパスと聞くとまず異常犯罪者を思い浮かべるでしょう。
しかし、それだけがサイコパスではありません。
映画の中のようにサイコパスの人が常に異常で無慈悲な犯罪者であるわけではなく、実は超天才的な能力を発揮出来る可能性もあるんです。
暴力とサイコパスは異なる神経上にあるので決してイコールではない。
たとえば、もうすぐ新しい映画が封切りになるジェームス・ボンドは、実は高い知性を持ったサイコパスです(行動から判断)。
まあ007は架空の人物ですが、現実社会にもサイコパスの人が沢山いて、多くは刑務所に入ってはいません。
さらにはサイコパスの特徴こそが成功の要因となることさえあります。
たとえば、ある実験では刑務所の中にいるサイコパス的犯罪者より、企業の重役に就いている人の方が、サイコパス的要素が高かったという結果が出ています。
続きます。
サイコパスは成功の元
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