他人にしてあげる話を少し補足します。
人は自分に都合良く考える傾向があります。
ですから、自分ではしてあげたつもりでいることが相手にとってはそうではないことも結構あるんですね。
一つ例を上げると、私の知っている人間は、大きな会社に務めていた時に、下請けに仕事を回してやるといった感じで、威張り散らしていました。
その後、会社を辞めて独立し、昔の下請けに仕事を貰いに行ったんですね。
結果はご想像の通りです。
彼はあんなに世話をしてやった下請けから冷たくされたと文句を言っていましたが、当たり前としか言いようがありません。
自業自得そのもの。
本人は手の平返しだと言っていましたが。
それから、本人はして上げたつもりでも、相手から怨まれることもあります。
してもらったことが負い目になり、そんな気持にさせる人間を怨むわけです。
ところで、昨日、他人にして上げることが大切だと書きましたが、してあげるのは決して返してもらうことを目的とするものではありません。
「情けは人のためならず」と言う通り、自然に返って来るものです。
もう一度繰り返すと、手の平返しされるのは本人の責任だと思った方がいいでしょう。
では。
手の平返しは当たり前(続き)
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