昨日の続きです。
航空機の乗務員や船員といった職業の人たちは客を守ることが職務の一部になっていて、訓練も受けます。
客の命の優先を基本理念にしているわけです。
そう云えば、韓国やイタリアで起きた海難事故では船長が真っ先に逃げ出し、そのために社会から厳しく批判されましたね。
その他にも人命救助を職務とする自衛隊員、消防、警察等の人たちがいます。
しかし、私は思うのですが、これらの人たちは、自分の命を犠牲にして他人の命を救うことに本当に納得しているのでしょうか。。
あなただったら他人のために命を掛けることができますか。
誰でも自分の命の方がかわいいのではないでしょうか。
大体、それだけのお金も貰っていないでしょう。
昨日書いたように、危機的状況に陥った時の人の行動はさまざまです。
フランス国鉄の車掌のように客を放り出して乗務員室に逃げ込んだり、日本の銀行の女性行員のように身を挺して客を守ろうとしたり。
人の行動は土壇場にならないとわかりません。
普段、偉そうなことを言っていても、いざとなったら逃げる人もいれば、あの人が思うような人が英雄的な振る舞いをしたりします。
ただ、私は逃げた人間を一方的に責める気にはなれません。
とても人間的な反応だと思うからです。
では。
仕事に命がかけられるか ?(続き)
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