厚生労働省が「保育園児の声を騒音と思うか?」との調査を実施したところ、なんと35%の人が同感と回答したそうです。
なんですかねえ。
私の家の周りでもしょっちゅう子供たちの叫び声が響きわたります。
占いや翻訳なんて在宅の仕事をしていると、気にならないことはないんですが、まあこんなものだろうと思っています。
大体、町に子供がいるのは当たり前だし、子供は騒ぐものでしょう。
それを騒音としか捉えられないなんてちょっと信じられません。
それでも単に不快に思っている人が3分の1程度いるだけの話なら別に構いません。
しかし、この騒音に抗議する人たち、いわゆるモンスタークレーマーがいて、そのために閉鎖に追い込まれた保育園もあるとなると話は違ってきます。
実は、上に書いた調査でも、結果を詳細に見ると、騒音と思うは合計で35%ですが、「ある程度」が29.5%で、「とても」は5.4%です。
要するに心から不快に思っているのはほんの一部の人だけなんですね。
もちろんマイノリティだから無視して良いとは言いませんが、声が大きいからといって彼らの意見を優先するのはおかしいでしょう。
なんでも閉鎖した保育園は行政に相談したところ、何もしてくれなかったとのことです。
政府は少子化に歯止めをかけるとか掛け声ばかり勇ましいですが、実際にはまともな対策は何一つ取っていません。
昨日書いた妊婦や赤ん坊を連れた女性の保護にしてもそうですね。
本当に子供は国の財産だ思うのなら、妊婦や子供を邪魔者だと考えることを恥に思うような社会的風潮を創り出す政策を打ち出してほしいものです。
では。
保育園児の声は騒音か?
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