入店拒否とステレオタイプによる人種差別(続き)

20151015082914-e0c4b867a6722ec8028b4bc46ab3069f896dfac5.jpgのサムネイル画像昨日の文章を書いていて考えたのですが、やはり国民性といったものはあるのではないでしょうか。

たとえば、フランスで会社を経営していた時に、フランス人をアルバイトに雇ったことが何回かあるのですが、本当に働かないんですね。

話ばかりしていて手を全然動かさない。

また、アルジェリアで3ヶ月間ほどある大きな工場で働いた時も、現地の人間は全然使いものにならなかったことを覚えています。

彼らが半年かかってできなかった作業を日本人技術者(私はこの人の通訳でした)は1人で1週間で片づけました。

そう言えば、この技術者の工具が盗まれたこともあったなあ。

工場の中でも油断も隙もない。

フランス人もアルジェリア人も日本人から見ると信じられないくらい働きません。

これを先入観だと言われても、実際に体験したことですからね。

先日、テレビであるコメンテーターが消費税の軽減税率について、いいかげんな欧州の人間ができるんだから、きっちりした日本人にできないわけがないといった発言をしていました。

皆さん、建前としてはステレオタイプで判断するのは良くないなんて言っても、本音はこんなものなのでしょう。

確かに国民性のステレオタイプが差別に繋がることもあるでしょう。

しかし、それはその国民の責任でもあります。

昨日も書いたように、これを変えることができるのはその国の人間だけです。

では。