英語で応対する

一昨20151015082420-1dddbcc4a7d9ec79b3be40141df29507db9009e0.jpgのサムネイル画像日だったと思いますがあるバラエティ番組で、外国人観光客との英語での応対能力を診断していました。

外国人カップルに、「ここはどこですか。浅草には行くにはどうすればいいのですか。連れていってくれますか」と聞かれるといった設定。

しかし、最初の質問はいいとして、「連れていってくれますか」は無理があります。

普通、初対面の人間にそんな厚かましいことを頼むとは思えないし、いくら日本人が親切でも、近くならいいですが、電車に乗ってまで案内はしないでしょう。

次に若い黒人男性の2人連れが「Yo,You」と呼びかけるんですが、これはひどすぎるじゃないかな。

一般的に普通の日本人は外国人の中でも黒人になんとなく恐れを抱くものですが、これがラッパー風だったらかなりの拒否反応が予想されます。

まあ、バラエティの演出だとは思いますが、私だったら実際にそんなのがいたら相手にしません。

その国の文化や習慣、礼儀を何も知らずに自分の国のやり方を押し通そうとするやからなんて論外です。

少なくとも呼びかける時には「すみません」と言うことぐらいは知っておくべきでしょう。

さらに言うならば、最低「お願いします」「ありがとうございます」も覚えないと。

観光関係で働いているのならいざ知らず、一般市民が無理をして英語を覚える必要はありません。

行政が必要以上に煽り立てているだけです。

大体、経済産業省の試算によれば、東京オリンピックを機会に来日外国人はせいぜい26万人で、年間来日外国人数の1.5%程度でしかないのに。

続きます。