ちょっと前に久しぶりにある大型書店に行きました。
小説やエッセーなんかの新刊本が大量に並べられていたのは当然として、いわゆるノウハウ本も相変わらず多いですね。
それで、商売柄、興味がある運の良し悪しに関する本をいくつか買って読んでみました。
まあ、どの本もそれなりに説得力があるのでしょうが、運を表層的にしか捉えていないものが多いような気もします。
たとえば、ある本にはこんなことが書いてありました。
自分はめったに遅刻しないのに、遅刻した時に限って上司の機嫌が悪くこてんぱんに怒られた。
だから自分は運が悪い。
逆にある同僚が遅刻してきた時は、たまたま上司が急な出張で、怒られなくて済んでしまった。
だから、彼は運がいい。
なるほど、しかし、その程度の運の悪さなんか大したことじゃないでしょう。
また、別の本にはある有名なマージャンのプロが、朝、おばあさんに親切したから、その日はマージャンで役満が上がれた、なんて書いていました。
ううむ、本当にそんな単純なものなのかなあ。
確かに競馬やパチンコ等のギャンブルで勝ったから運がいいと考える人は多いでしょう。
それでおまじないやジンクスにすがってしまう。
続きます。
運がいいとか、悪いとか
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