人はミスをする(5)

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ではどうすればいいのでしょう。

機械を絶対安全なものにするしかありません。

このケースでは技術的に見てそんなに難しいこととは思えませんが、たとえ難しくてもやるしかありません。

もし、できなければ販売しない。

それだけですね。

金儲けを優先的に考え、安全を二の次にする企業は非難されるのが当然で、これについてはマスコミの姿勢が間違っているとは言えないでしょう。

鋏の例は適切ではないですね。

鋏は仕舞っておくことができるなど、管理が簡単です。

また、指を9本も切断することなどないでしょう。

更には切れすぎるものも必要はありません。

用途に応じた切れ味が必要なだけで、当然ながら切れ味が良いほど厳重な管理が要求されます。

もう一度言いますが、人はミスをするものなのです。

それを常に念頭においた上で万全の安全対策を講じ、それでも事故がおきたら、それを踏まえて更に改良を重ねる。

それ以外に道はありません。

そのためにはどんなにメーカーを尻を叩いても構いませんし、もしそれをしないようなら非難だけではなく、不買運動などでボイコットすべきなのです。

メディアの姿勢に対する違和感のために企業への視線が甘くなるのは本末転倒としか言いようがないですね。

では。