昨日、ニュースを見ていたら、アウン・サン・スー・チーさんの話をしていました。
彼女は、ノーベル平和賞を受賞していますから、日本でもご存じの方が多いでしょう。
特に、ミャンマーの軍事政権と対立し、長期間にわたり自宅軟禁されたことで、「悲劇のヒロイン」、「現代のジャンヌ・ダルク」と見られることもあるようです。
それで、今回、ミャンマーで行われた総選挙でアウン・サン・スー・チーさん率いる国民民主連盟(NLD)が大勝利を収めたんですね。
当然、政権交代になります。
そして、新たな大統領が任命されるわけです。
これに関して、ある外国メディアがアウン・サン・スー・チーさんにインタビューしたんですが、その時の彼女の発言がなかなか驚きでした。
彼女自身は、ミャンマーの憲法の規定によって、大統領に就任することはできません。
だから、便宜的に別の人間が次期大統領に任命されるのですが、何の権限も与えないんだそうです。
それで「私がすべてを決定する」とのこと。
ううむ、しかし、私がすべてを決定するということは独裁者になりますと言っているのと同じでしょう。
化けの皮が剥がれたというか、本性を露したというか。
結局はただの権力に執着する俗物だったんでしょうね。
以前から彼女には政治的素養もビジョンもないといった意見があります。
それが本当だとすると、彼女は欧米の走狗になるか、軍部にすり寄り、国内がガタガタになる恐れがあります。
そして、その後中国が介入することになるでしょう。
ミャンマーはこれからも長い苦難の道を歩きそうです。
他にも世間から評価されすぎと思われる人間が結構いますので、またの機会に取り上げます。
では。
評価されすぎの悲劇のヒロイン
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