パリでの同時多発テロ事件でマスコミが大騒ぎしています。
なぜパリが、といった疑問を口にするMCやコメンテーターも結構いるようです。
確かに、日本では、ほとんど方がパリというと花の都で、エレガントでおしゃれで安全な街といったイメージを持っていると思います。
もちろん、まったくの勘違いというわけではありませんが、実は道路は犬の糞に注意しないと歩けないし、ごみも散らかっていて日本と比べるとかなり汚いんですね。
また、犯罪も、殺人事件こそ少ないものの(といっても日本よりもずっと多い)、スリや泥棒が横行し、ぼったくりバーもあります。
私の知っている限りではパリに住んでいる日本人でなんらかの形で盗難にあっていない人はいなかったですね。
それに、実は過去にも今回のようなテロ事件があり、標的にされることはそれほどの驚きではないんです。
私が住んでいた1980年代にもありました。
毎日のようにそこここで爆弾が爆発。
結構身近でも事件が起きていました。
たとえば、私の住んでいたアパルトマンの正面の本屋や近くのカフェが爆破されたことがあります。
また、その隣の映画館は放火されました。
さらにはパリ警視庁が爆破されたことさえあります。
その近くに子供を預けていたもので、本当にぞっとしました(幸い、子供は無事でした)。
続きます。
パリのテロ事件
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