パリのテロ事件(続き)

20151120061838-ab9c43491558192f224704819a004f8ab3acddce.jpg続きです。

当時、フランス警察はテロ対策として、警備を強化し、たとえば道路や人があつまる建物、場所からごみ箱が撤去されました。

一時はデパートでも持ち物検査をやっていましたね。

入り口に並んでバッグや鞄の中味を警備員に見せるんですよ。

考えられないでしょう。

人々は文句をいいながらもしたがっていました。

そう云えば、TVG(フランス新幹線)でもホームの入り口で持ち物検査(外国人はパスポートの提示も求められる)がありました。

一度、南仏で日本からきた団体客に同行していた時にも検査があり、まだ乗っていない人間が沢山いるのに、ぜんぜん急いでくれません。

しかも列車も待とうとしない。

置き去りにするわけにもいきませんから、自動ドアを押さえて、開けたままにして無理に列車を止めました(ドアを開けたではさすがに発車しません)。

飛行場でも身体検査が厳しくなり、1人ひとりにものすごく時間をかけるので、出発時間が何時間も遅れることがありました。

多分、今回のテロ事件を機にフランスは同様の措置を取るでしょう。

そして、テロの脅威が完全に収束したと当局が判断するまで、この状態は続きます。

パリの人たちは大変でしょうね。

しかし、日本でテロ事件が起きたらどうなるでしょう。

日本ではパリよりも人が集まるところが沢山ありますから、警備しきれないんじゃないかな。

その時の大混乱が心配です。

まあ、私が気を揉んでも仕方がありませんが。

では。