続きです。
当時、フランス警察はテロ対策として、警備を強化し、たとえば道路や人があつまる建物、場所からごみ箱が撤去されました。
一時はデパートでも持ち物検査をやっていましたね。
入り口に並んでバッグや鞄の中味を警備員に見せるんですよ。
考えられないでしょう。
人々は文句をいいながらもしたがっていました。
そう云えば、TVG(フランス新幹線)でもホームの入り口で持ち物検査(外国人はパスポートの提示も求められる)がありました。
一度、南仏で日本からきた団体客に同行していた時にも検査があり、まだ乗っていない人間が沢山いるのに、ぜんぜん急いでくれません。
しかも列車も待とうとしない。
置き去りにするわけにもいきませんから、自動ドアを押さえて、開けたままにして無理に列車を止めました(ドアを開けたではさすがに発車しません)。
飛行場でも身体検査が厳しくなり、1人ひとりにものすごく時間をかけるので、出発時間が何時間も遅れることがありました。
多分、今回のテロ事件を機にフランスは同様の措置を取るでしょう。
そして、テロの脅威が完全に収束したと当局が判断するまで、この状態は続きます。
パリの人たちは大変でしょうね。
しかし、日本でテロ事件が起きたらどうなるでしょう。
日本ではパリよりも人が集まるところが沢山ありますから、警備しきれないんじゃないかな。
その時の大混乱が心配です。
まあ、私が気を揉んでも仕方がありませんが。
では。
パリのテロ事件(続き)
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