続きです。
キャメロン・ディアスさんの発言をもう少し引用します。
「成功とは、まわりから賞賛されることではありません。
心の充足は、自分の中から湧き上がってきます。
本当に自分らしくすることで。
スターであることは、仕事の一部にすぎません。
スターであることは、自分という人間を形づくるものではないのです。
表面的なことに振り回されても、幸せに近づくことはできません」
昨日書いた通りやっかみ半分の意見と取られるかも知れませんが、彼女は女優として大成功し、とんでもない収入もあります。
そんな立場の人間に、スターであることは仕事の一部でしかないとか、有名であることは幸せには繋がらないなんて言われても、とても素直に聞くことはできません。
大体、彼女がいうところの「自分という人間を形づくる」ものには、社会的成功者であり、裕福であることも入っているはずです。
彼女は、家族や友人といる時、私は有名ではありませんと言っていますが、相手の方はどう思っているでしょう。
また、名声を追い求めてはいけない、そこに幸せはないと言っていますが、女優を始めたころにも本当にそんなことを思っていたのでしょうか。
とても信じられないですね。
成功するためにはあらゆることをしたはずです。
よくあることですが、成功し、すべてを手に入れたからこんなきれいごと言い出したんでしょう。
過去を無視したり、美化し、精神論を語りだす。
日本の成功者にもよくいます。
まあ、彼女の今回の発言は最新の映画のプロモーションのためになされたものですから、かなり割引いて考える必要もあるでしょうが。
では。
「名声は幸せではない」(続き)
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