今日はソーシャルプルーフの話をします。
これはマーケティングのテクニックの一つで、上手く利用するとかなりの効果が期待できます。
あるテレビ番組で紹介していたのですが、通販番組では「電話注文を受けます」をどのように言うかで売れ行きが大きく変わるそうです。
普通は「オペレーターがお待ちしております。電話をおかけください」といった感じのことを言でしょう。
しかし、これではインパクトが弱いんですね。
これを「電話が繋がらない時はおかけ直しください」にします。
どう思いますか。
なんだか電話が繋がらない可能性があると言われているようであまり良くないような気がしませんか。
実際には、その反対で、売り上げが大幅に伸びるんですね。
電話が繋がらない時は、と言われると、沢山の人たちが我先に電話しているような印象を持ちます。
買いたい人が大勢いるわけです。
これに対して、「オペレーターがお待ちしております。電話をおかけください」だと、がらんとした部屋でオペレーターたちが電話がかかってくるのを待っているが、誰からもかかってこないという印象を受けます。
当然ながら、人は売れ行きが良いと思われる商品に引かれます。
これがソーシャルプルーフですね。
わかりやすい例を上げると行列のできるレストランでしょう。
客が沢山集まるレストランは美味しいと考えるわけです。
人は他人の行動を正しいと思い込むものなんです。
続きます。
ソーシャルプルーフについて(売り上げ倍増法)
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