昨日の続きです。
日本人が60歳を越えても働きたいと思うのは老齢年金の不備が原因の一つでしょう。
しかし、「リタイア後の活動計画についても、欧米では旅行やスポーツ、ボランティアなどが挙がったが、日本では具体的な計画を持っていない人が目立った」のはやはり仕事第一主義であることが大きいと思います。
働くことが美徳というわけです。
勿論、働くことは悪いことではありません。
しかし、会社に完全に依存しているような状態はいかがなものでしょう。
昔はよく男は仕事だといっていました。
それで毎日残業や接待、付き合いで遅く帰る。
しかし、彼らは実際のところ単に惰性と言うか、そのほうが楽だから仕事漬けになっていただけです。
一種の仕事中毒ですね。
そして、家庭をまったく顧みない。
家庭の面倒ごとから逃げていたとも言えます。
子育てを奥さんに任せっぱなしにしたり。
しかし、結局のところ、企業戦士などともてはやされていい気になっていましたが、実際には社畜でしかなかったようです。
もう少し続きます。
高齢者の労働と退職後の生きがい(2)
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