昨日の続きです。
一般的にはスキャンダル云々は契約書の項目にするのではなく、暗黙の了解にしているようです。
タレントも契約書に書いていなくても、普通はイメージを損なわないように努めます。
たとえば、夫婦でCM出演している芸能人カップルは私生活では家庭が最悪の状態であるとしても、そんなことはおくびにも出しません(CM終了直後に離婚したケースもあったようです)。
大体、契約書にスキャンダル禁止と書いたとしても、本当にそのような行為があったかを立証するのは非常に困難です。
マスコミが騒いだことは証拠とは言えません。
根も葉もないことを書き立てられることなんか日常茶飯事ですからね。
タレントの方もそんなことに責任を取らされたらたまったものではないでしょう。
犯罪であれば警察が捜査するでしょうが、そうでないのなら、本人が認めないかぎりスキャンダルは立証されません。
もしくは不倫相手の配偶者が訴訟を起こし、判決により責任が認められた場合ぐらいです。
立証されないのであれば、当然、違約金を支払うこともありません。
ただし、これは建前で、実際には、企業とタレントが所属する芸能事務所の力関係や交渉で決定されます。
双方とも、将来の関係を考えると、ことを荒立てて得をすることなんかありませんからね。
大体、実際に支払わない方向で手打ちする場合が多いようです。
今回のケースに戻ると、私は実際に不貞行為があったか、問題のタレントがどうなるかは興味がありません。
マスコミがいつものように興味本位、面白半分で騒ぎ立てているなあと思うだけです。
では。
CM契約違約金(続き)
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