水戸黄門と認知症

20160112071105-f0845905e4fbfbaef2c9fd79c7234bad4aa52fce.jpgある研究によると、若い頃、1日3時間以上テレビを視聴していた人は、そうでない人に比べて40~50代になると、記憶力が低下する確率が最大で約2倍も高かったそうです。

「テレビばかり見ていると頭が悪くなる」というのはもあながち間違いではないということですね。

また、高齢者になってからも、毎日、ほとんど運動や外出をせず、テレビばかりを見ている人は、認知症のリスクが上昇するとのことです。

確かに高齢者にはテレビだけが楽しみになっている人が結構います。

私の父親も定年退職後から亡くなるまで日がな一日居間に座り込んで「水戸黄門」を初めとする再放送ドラマを見ていました。

今でも、昼間のテレビは再放送ドラマばかり流しています。

これは高齢者や主婦層を対象にしたものでしょう。

テレビ局は上に書いた研究結果を百も承知なんでしょうが、方針を変えようとしません。

そればかりかそうした説があることを紹介もしていないようです。

自分たちにマイナスになる情報ですから、当然とも言えますが。

ただ、私はテレビを見るといっても、どのような番組を見るかによってその影響は違うと思います。

完全に受け身で何も考えずに済むようなドラマしか見ないのであれば、認知能力が低下してもおかしくありません。

しかし、自分の頭を使うような番組であれば、こうしたネガティブな影響はないんじゃないかな。

まあ、暇な時は1日7~8時間またはそれ以上、テレビを見て過ごす私の都合の良い考えかも知れませんが(映画が多い)。

では。