先日、面白い相談を受けましたので、その話を書きます(ただし、守秘の問題がありますので、かなり内容を変えています)。
これはけっこう重要な問題を含んでいますので、興味のある方は注意して読んでください。
ある小さな会社を経営している中年男性(仮にA氏とします)が、人手が足りないので若い男性(同じく、B君と呼ぶ)を雇いました。
そして、1週間ほど仕事ぶりを見ていましたがどうもかんばしくないんですね。
そこでA氏はB君を呼んで解雇を言い渡しました。
ここまでは良くある話です。
しかし、B君はA氏を睨みつけるとこう言いました。
「いいですよ。首にしたければすればいいでしょう。だけど、俺は霊感が強くて、あんたのことはなんでもわかるし、昔、一度人を呪い殺したこともあるんだ。あんたも同じ目に会わせてやる」
普通だったら、単なる逆恨み(今風に言うと逆切れですね)の捨て台詞ですから、放っておけばいいでしょう。
しかし、A氏はなんとなく気にしてしまいました。
それでB君と一緒に働いていた同僚に訊くと、本当にいろいろなことをずばずば当てるし、なんだか気味が悪い奴だったと言うんですね。
A氏もそう言われれば思い当たることがないでもないので、完全にびびってしまいました。
さすがに解雇を撤回はしませんでしたが。
明日に続きます。
呪いの力
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