外国人観光客のために日本人は英語を覚えるべきか(2)

20160228081048-2a4239b67c80d63104077c4269af4c3198095588.jpg続きです。

観光客には欠かせない交通機関でもそれは同様で「秋葉原に行きたかったけど、駅名の英語表記は小さすぎて見づらいし、駅員さんの説明もあやふや。周囲の日本人に聞いて電車に乗ったら、着いたのは赤羽橋という謎の駅。国際的大都市なのにこんなレベル?」(フランス・男・27歳)とはごもっともなお叱りだ。

そうですか。

他の国ではそんなに丁寧な表示に溢れていますか。

少なくともフランスはそうではありませんし、アルジェリアやコートジュボーワール、モロッコも違いました。

他の欧州の国でも英語圏以外は英語の表記はほとんどなかったと思います。

特にフランスなんか駅員はもっと不親切で、英語なんか当然話しません。

次いでに言うと釣り銭を誤魔化そうとしたり、何も知らない観光客を騙すような形で罰金を取ったりします(実際に見ました)。

フランス人は他人の国をどうこう言う前に自分の国のことをもっと良く考えるべきでしょう。

積極的すぎる応対も問題で、「築地の寿司屋で『俺は30か国語で接客する』と豪語する呼び込みのおっさんを発見。とあるバックパッカーの若者に出身地を聞き、彼が『ハンガリー』と答えると、ダジャレか本気か『アーユーハングリー?』と叫ぶおっさん。ハンガリー人が失笑する姿を見て、同じ日本人として恥ずかしかった」(男・36歳)との意見も。

しかし、外国でも客引きが誰に教えてもらったのか知りませんが、日本人を見る「社長!」とか、時にはもっと下品な言葉で呼びかけてくることがあります。

要するにこういうおっさんはどこにでもいるんですね。

日本だけじゃないし、そんなのを見て恥ずかしがってどうするんですか。

東京オリンピックに向け、各所で急速なインフラ整備が進められているが、「日本の駅や建物にはほとんどの場所にエスカレーターがあるけど、イギリスでは基本的には車椅子の人用。だから、普段はほとんど使わないので乗るのがコワい(笑)」(イギリス・男・32歳)と意外なカルチャーギャップも。

あのねえ、イギリスは知りませんが、たとえばフランスにはエスカレーターはありますし、みんな普通に使っています。

イギリスでは車椅子の人用だからといってそんなこと日本に何の関係があるんですか。

エスカレーターを外せとでも言いたいんでしょうか。

もう少し続きます。