高齢者の労働と退職後の生きがい(3)

20160201074827-2bd06a461a79af0027d81fdcb3cf4ce9f8e87492.jpg続きです。

大体、出世がどうのと云いますが、そんなものにどれだけ意味があるんでしょう。

勿論、給料は多少または結構違うのかも知れませんが、しかし、家庭と引き換えにできるほど重要かどうかは疑問です。

世間体等を考えなければ、出世する必要などないでしょう。

そんなことをしているから、定年になったとたんに妻に離婚を言い渡されることになるんですね。

会社に対する忠誠心など、もう古い価値観でしかありません。

確かに、昔は終身雇用制で、一応会社は定年まで面倒を見てくれることになっていました。

提案制度やQCサークル等の仕事や会社に親近感をもたせるようなシステムも沢山ありました。

しかし、今では不景気を理由に会社はやりたい放題。

会社との関係は完全に崩壊しています。

何かといえばリストラで、社員も怖くてサービス残業や異動を断ることができないくらいです。

今、フリーターやニートが急増しているとのことですが、当たり前でしょう。

やりたい仕事が見つからないんです。

今後はまず自分の生活優先で行くべきだと思います。

仕事を収入を得るための手段と割り切り、自分を開花させるような趣味なり、なんなりを見つけるわけです。

そうすれば歳を取ってもすることがなくて途方にくれるようなこともないでしょう。

勿論、自分で事業を起こしたり、本当に生きがいだと思えるような仕事についている人、趣味と実益が一致している人にはこんなことは言うまでもないことでしょうが。

では