愛とお金、そして女性

20160306171642-3b4aa206e9b22d9f9d8b7515e384fea599c575a4.jpgかなり前のことですが、ある有名な青年実業家(最近、またテレビで良く見るようになりました)が下記のような発言をしました。

「人に使われる旧態依然のオヤジ世代のサラリーマンでは、自分のように起業して、30歳で100億円を稼ぐことなどできない。これからは、国内のレベルで上流層、下流層といったら語弊があるかもしれませんが、上下の関係ができていく」

そして、「人間を動かすのは金」、「人の心はお金で買える」さらに、「ビジネスで成功して大金を手に入れた瞬間、とうてい口説けないだろうなと思っていたネエちゃんを口説くことができたりする。女はお金についてきます」

これに対して、当然ながら「人の心や愛は金で買えない」との反発がありました。

しかし、心や愛などと言う抽象的なものと具体的な存在である金とを比べても仕方がないでしょう。

次元が違うんですから。

この実業家はそんなことは百も承知でしょうし、第一、心なんて求めてはいないと思います。

表向きの服従を得られればそれでいいと考えているはずです。

また「女性を馬鹿にしている」と云った反論も考えられます。

しかし、こういった女性を一種の商品として見る考え方は男性にだけ見られるわけではありません。

女性自身も持っています。

たとえば、私は1万円以下のワインは飲まないなんて言ったり、男性にプレゼントばかり期待する女性はまさに自分の価値を金に換算しているのではないでしょうか。

テレビなどを見ていると世の中の全体の流れがそうなっているような感じがします。

セレブがどうしたの、お嬢様がどうしたのと金持ちを称賛し、煽り立ててばかり。 これでは自分では稼げない女性たちが玉の輿を夢見るのは当然でしょう。

明日に続きます。

では。