先日テレビで「天才バカボン」の実写版が放送されました。
なかなかひどいできで、私は少しだけ見てすぐにテレビを消しました。
それはいいとして、何でもその放送日が東日本大震災が起きた3月11日だったため、「天才バカボン」というタイトルが"天災"を思わせると、一部の視聴者が激怒したんだそうです。
「なぜよりによってこの日なんだ?」とか「不謹慎だろう」という声がネットで飛び交ったとのこと。
しかし、そんなの単なる語呂合わせでしょう。
そのうち災害が発生した日には日本中で「てんさい」という言葉が使えなくなるかも知れませんね。
「天才バカボン」がコメディだということもあるのでしょう。
いわゆるお笑いに対する偏見は抜きがたいものがあります。
上に書いたようにドラマとしての出来自体はとても褒められたものではないにしても、私はコメディやお笑いが不謹慎だとは思いません。
不謹慎なものはいつであれ、放送すべきではないでしょうし。
そう云えば、ある中学校の給食で出された「卒業お祝い献立」が3月11日と重なり、「震災のあった日にお祝いなんて非常識」という声が一部で上がったとのことです。
こういうなんでもかんでも不謹慎だと言いたがる人がいるんですね。
しかし、被害に会った人たちを悼む心は尊重すべきですが、それを他人に押しつけるべきではないと思いますが、いかかがでしょう。
では。
不謹慎なドラマ?
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