最近、テレビでも良く見るある有名経営コンサルタントの経歴詐称問題でマスコミが大騒ぎしています。
私も何回か見たことがありますが、この人はかなり濃い顔で、存在感がすごいんですね。
しかし、何でも整形疑惑があるとか。
彼は学歴もハーバード・ビジネススクールでMBAやパリ第一大学(ソルボンヌ)留学とか、なかなか結構なんですが、これも全部ウソだったとのこと。
しかし、パリ第一大学に関して言うと、高校さえ卒業していれば、誰でも入学できるはずなんですが。
私もパリ第三大学(ソルボンヌ・ヌーベル)と第七大学(ドーフィン)を出ていますが、入る時には高校卒業証書をフランス語翻訳したものと入学願書を出しただけです。
つまり入学試験がない。
ついでに言えば、授業料もなしで、事務手続き費用として年に何万円か払うだけですね。
そのへんのことはあまり調べなかったのかな。
まあ、こうした経歴に騙されるのは何も日本に限ったことではなく、どこでもあることみたいですし、ある意味ではこうしたいわゆるハロー効果に騙される方が悪いんですが。
それから名前も本名はまったく日本風で全然違うと責める向きもあるようですが、芸名やペンネームを使っていて、本名を明かさない人なんか結構いるでしょう。
何でもかんでも批判すればいいというものではない。
さらに奇麗事を承知の上で言えば、彼の経歴がどうあれ、思想や発言が正しければ問題ないのであって、MCであろうと、コメンテーターであろうと務めて悪いことはないでしょう。
では。
経歴詐称と発言の信頼度
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