お馬鹿な死に方に与えられる賞

20160330173534-c30adee25005b19013aec6b792f1a06c635e531c.jpg「ダーウィン・アワード」という賞があるんですが、ご存じでしょうか。

簡単に説明すると、愚かな行為により死亡する、もしくは生殖能力を無くすことによって自らの劣った遺伝子を抹消し、人類の進化に貢献した人に贈られる賞です。

もちろんブラックユーモアですが。

ダーウィン賞の受賞には5つの条件があります。

・候補者が死亡、もしくは不妊になった。

・候補者の愚かさがユニークかつセンセーショナルである。

・自らが死の原因である。

・明確な判断が可能である。

・事実であることが証明される。

寝タバコなどのよくある愚行は、ダーウィン賞の対象にはなりません。

ただし、病院で喫煙を禁止されたにも関わらず、喫煙を続けたことにより亡くなった人は受賞の対象になります。

しかし、一般的にはもっと驚くような素晴らしい功績(?)、例えば、ニトログリセリン錠剤を飲み込み、壁に突っ込み爆発することによって自殺しようとした男性なんかがこの賞の対象と考えられます。

また、ダーウィン賞を得ようとして意図的に「驚くべき愚行」を行った場合は受賞の対象にはなりません。

上に書いた条件を少し説明します。

最初の候補者が死亡、もしくは不妊になった、候補者の愚かさがユニークかつセンセーショナルである、自らが死の原因である、については問題がないと思います。

・明確な判断が可能である。

つまり、対象者は精神疾患を持っていてはいけないということですね。

ついでに言うと、犯罪者である場合は時効を過ぎていなければならないとされています。

・事実であることが証明される。

受賞の対象になった話は、信頼できる情報元(新聞記事やテレビのニュース、確実な目撃者がいるなど)に記録されていなければなりません。

真実でないことが判明した場合は、受賞資格がなくなるんですね。

長くなりますので、続きは明日。