続きです。
「よかれと思っても、長生きも独善にすぎない。単に自分の価値観のごり押しであって、相手の心情を少しでも理解しようなどとはカケラも思っちゃいない」
そんなことはない。
誰でも自分の知り合いの死を見たくないと思うものです。
また、目の前で人が自殺しようとするのを止めない人間はいません。
「わかりました。どうぞ」なんて言って、ほっておくなんて考えられないでしょう。
それは死が忌むべき、恐れるべきものだからです。
さらに言えば、生死の問題は周辺への影響を考えるとその人だけの問題とは言えないと思います。
また、実際の例を見ても、「死にたい」と言う人が本心ではそんなことを思っていないことが多いのです。
それに友人や知り合いが「長生きしたくない」なんて言い出して、それをたしなめない人間は周りから厳しく批判されるでしょう。
要するに中村さんの言い分がおかしいんですね。
ファンや知り合いの反応が予想できなかったとしたらあまりにも考えが足りない。
自分の気持を胸にしまって、黙っていればよかったのです。
まあ、彼女は作家ですから、仕方がないのかも知れませんが。
では。
他人の長生きの問題に口を出すべきではないのか(続き)
Posted by comment(0)
|
コメント