自信過剰の方がいいのか(蛇足)

20170908075634-0eb2075ac76920f9e7ef27e252be93d3b35f8921.jpg先日書いた文章「自信過剰の方がいいのか」の続きです。

上の文章では、アメリカ人には自信過剰気味の人が多いと書きましたが、実はこれも微妙なんですね。

確かに自信がないよりはあるほうがいいとは思いますが、実は「自分はデキる」と言う人間ほど、本当は能力が低いといった研究もあります。

もう少し詳しく言うと、米国の心理学者が大学生を対象に行なった実験で、ユーモアや文法、論理的思考力などを自己評価させたところ、成績が悪かった学生ほど自分の能力を高く評価していたとの結果が出たんです。

自分はすごいとか、自分はできると吹聴したがる人がよくいますよね。

こういう人は実際には実力がないので、会社なんかではお荷物になることが多いようです。

しかし、自己評価が高いので、経営者が無能だとか、上司に見る目がないといった言い訳をします。

自分は正当に評価されていないと不満たらたらなわけです。

当然、給料ももっと貰ってしかるべきだと考えています。

ところが、転職を考える人達のための参考にするために、この仕事ならこのくらいの給料が適切だと判断する会社があって、その発表によると、評価を依頼した会社員の多くが給料を貰いすぎなんだそうです。

まあ、そんなものなんでしょう。

ただ、こうして客観的に判断された結果にも納得しない人が結構いるそうです。

こんな人は死んでも治らないのでしょうね。

では。