都知事が、飲食店などの屋内を原則禁煙とする受動喫煙防止条例案を、来年2月に都議会に提出するそうです。
面積30平方メートル以下のバーやスナックなどを除く飲食店は原則的に屋内の全面禁煙、官公庁や老人福祉施設は屋内、病院などは敷地内も完全禁煙になる予定。
反対意見も多いようですが、私は結構なことだと思います。
大体、日本は喫煙に対して寛容にすぎる。
たとえば、フランスの煙草のパッケージには「吸うと死ぬ」と印刷されています。
その上、値段も日本と比べるとかなり高いんです。
もちろん、それでも吸う人間は吸うのですが、かなりの抑止効果があって近年喫煙者数が大幅に減っているとのことです。
ただ、面白いことに、フランスでは小学生くらいの子供がどうどうと煙草を吸っているし、大人も注意しません。
もちろん、見つかって学校を退学になることもないんですね。
これはワインでも同じなのですが、大人がやってることを子供に禁じるという考えがあまりないようです。
それはいいとして、フランスの「吸うと死ぬ」でもまだ生ぬるいかな。
他人への影響の視点が欠けているからです。
煙草を吸いたい人間は勝手に吸えばいいでしょう。
人間には自らの命を縮める自由もありますから。
ただし、副流煙は困ります。
何の関係のない煙草を吸わない周りの人間の健康まで害するのですから。
なぜ他人のわがままのために命を削られなければならないのでしょう。
明日に続きます。
では。
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