続きです。
ベジタリアンの人たちは、菜食の利点を得々と語ります。
まあ、精神的なことを除けば、要するに、健康に良いということなんでしょう。
しかし、忘れているかも知れませんが、日本は明治時代まではほぼ全員がベジタリアンでした。
まあ、魚は食べていたようですが、宗教的な理由から肉は禁止、牛乳も卵も駄目(現在では信じられないことですが、卵は昔はものすごく高かったんですね)。
それで、当時の日本人の体格は随分貧相だったようです。
栄養状態も悪く、病気が多いために、平均年齢もかなり短かった(もちろん、医療技術の問題もあります)。
こんなにはっきりとした証拠があるのに、ベジタリアンの人たちをそれを見ないようにして、肉食のデメリットを語ります。
まあ、思想的な理由から菜食であるのなら、その人の勝手です。
しかし、それが健康に良いなんて妄言は避けるべきでしょう。
どんなものでも食べ過ぎが良くないことは言うまでもありません。
今が飽食の時代であることも否定のしようがないでしょう(先進国においてですが)。
しかし、適度に食べるのであれば、どんな食べ物も排除することはありません。
結局のところ、それが一番精神的にも肉体的にも最良の道だと思います。
特に、子供に親がこんな偏った、言ってみれば、極端な偏食を押し付けるなんてことは絶対に止めるべきでしょう。
では。
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