運が良い人の見分け方(4)

続きです。

コイントスを1万回すると表の出る回数と裏の出る回数はほど同じになります。

もちろん偏りはあるでしょうが、極端な形では現われません。

ただし、注意しなければならないのは、コインでいうと表や裏が連続して出る確率は、交互に出るよりも遥かに多いことです。

言い換えると、極端に幸運な人や不運な人はほとんど出ませんが、幸運や不運は連続することが多いんですね。

そのために人は自分は運がいいとか、悪いとか思い込んでしまいます。

結局のところ、公平に降り注ぐ幸運・不運からより多くの幸運を捕まえられる思考や行動パターンの人が運が良い人ということになるわけです。

これがセレンディビティが高いということです。

そして、訓練によって、このセレンディビティを高めることができます。

その方法を以下にご紹介しましょう。

・自分を大切にする。

自分を大事にする姿は、他人に伝わります。

愛車をていねいに扱うように、自分自身にも心を配りましょう。

ピカピカなクルマなら他人も大切に扱ってくれるように、自分を大切にしている人には、ていねいに接してくれます。

周囲の人間の影響は想像以上に大きいものです。

もう少し続きます。

では。