続きです。
コイントスを1万回すると表の出る回数と裏の出る回数はほど同じになります。
もちろん偏りはあるでしょうが、極端な形では現われません。
ただし、注意しなければならないのは、コインでいうと表や裏が連続して出る確率は、交互に出るよりも遥かに多いことです。
言い換えると、極端に幸運な人や不運な人はほとんど出ませんが、幸運や不運は連続することが多いんですね。
そのために人は自分は運がいいとか、悪いとか思い込んでしまいます。
結局のところ、公平に降り注ぐ幸運・不運からより多くの幸運を捕まえられる思考や行動パターンの人が運が良い人ということになるわけです。
これがセレンディビティが高いということです。
そして、訓練によって、このセレンディビティを高めることができます。
その方法を以下にご紹介しましょう。
・自分を大切にする。
自分を大事にする姿は、他人に伝わります。
愛車をていねいに扱うように、自分自身にも心を配りましょう。
ピカピカなクルマなら他人も大切に扱ってくれるように、自分を大切にしている人には、ていねいに接してくれます。
周囲の人間の影響は想像以上に大きいものです。
もう少し続きます。
では。
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