フランケンシュタインとその怪物の物語

あるアメリカのテレビドラマを見ているとフランケンシュタインが出てきました。

フランケンシュタインは昔から人気がありますね。

ご存じだと思いますが、もともとは小説で、私も高校生の時に読んだことがあります。

作者はメアリー・シェリーで19歳(!)のときの作品だそうです。

天才だったのでしょうね。

余談ですが、この作品が誕生した経緯をケン・ラッセル監督が1986年に映画にしています(「ゴシック」)。

「フランケンシュタイン」自体も映像的に非常に魅力があるために、今まで何回映画化されたかわかりません。

なんでもエジソンが最初に作った映画の一つがこの「フランケンシュタイン」をテーマにしたものだったそうですから。

ただ、アメリカで撮影されて大ヒットした映画が、原作を大きくアレンジしたものだったために、まったく違ったイメージが定着してしまっています。

たとえば、「フランケンシュタイン」は科学者の名前であって、彼が作った人造人間には名前がなく、単に怪物とかクリエーチャ(creature:創造物)と呼ばれています。

再び、余談ですが、この話がここまで成功を収めたのはそのネーミングに負うところが大きいと思います。

単に「怪物」ではあれですし、「スミス」なんて名前だったら絶対駄目でしょう。

はやり何となくおどろおどろしい「フランケンシュタイン」でないと。

もちろん、原作に忠実な映画化やドラマ化も何度も行われており、確かロバート・デ・ニーロが怪物役を演じた映画もありました。

それ以外にも私はいくつか観ています。

長くなったので続きは明日。

では。