猛暑と虐待

毎日、猛暑が続いていますが、みなさんは大丈夫ですか。

私の場合は、ずっとクーラーがきいた部屋で仕事をしていますから、割りと過ごしやすいのですが。

それといいとして、ニュースによると、学校で熱中症になってしまう生徒・児童が後を絶たないのだそうです。

それなのに、この暑さの中、校外学習させたり、冷房のない講堂に集めて長時間話をさせる学校があるんですね。

統計では教室にクーラーが設置されていない小学校がまだ40%以上あるとのことですが(特に、地方)、「昔はクーラーなんかなかった。子どもに贅沢をさせるな」なんて馬鹿なことを言う人間がいまだにいます。

そう言えば、昔は激しい運動をして喉が乾いても水を飲むことを禁じていましたね。

こんなのは根拠のない根性論で、完全な虐待でしょう。

そんな中、今年も甲子園大会が開催されています。

そして、試合を応援していた高校生計37人が熱中症の疑いで病院に搬送されました。

昔から甲子園大会は特別視されていて、猛暑の中で選手が汗まみれががんばる姿が称賛されます。

それに甘えてか、主催者である新聞社も運営組織である高野連もやるべきことが沢山あるのに、自分たちの利益を優先して、何もしようとしません。

上に書いた学校の教師もそうですが、大人たちは、子供たちの健康よりも自分たちの都合の方が大事だと考えているのでしょうね。

では。