おとぎ話は良くない(2)

昨日の続きです。

次は西洋のおとぎ話です。

これも良くない。
もちろんいろいろな話があり、内容もバラエティに富んでいるでしょう。
しかし、有名なものには共通している点があるような気がします。
主人公は美人で優しいのですが、それ以上の大した長所はないというところですね。
それで困った状況にいるところに白馬の王子さまが現れて、彼女を救い、二人は結婚してめでたしめでたし。
王子さまは彼女のことをろくに知らないで、ただ、外観だけで好きなる。
それに結婚してそれで幸せになったというのは若干早いんじゃないなか。
人生はそれからが長いのですから。
こんなおとぎ話を子供のころから読んでいる女の子は、か弱い自分をいつか素敵な王子様が救いに来てくれるといった幻想を抱く恐れがあります。
良く言われることですが、まったくの他力本願。
結果として、女性の自立が阻まれるわけです。
これがいわゆるシンデレラコンプレックスですね。
もう少し続きます。

では。