昨日の続きです。
さらに言えば、年商6000億円といっても、自分の腕一本で稼いだものではないでしょう。
大企業の社長は、多くの場合、結局、サラリーマンですから、個人事業主のほうが実質的にはよほど稼いでいることがあります。
年商を比較して、仕事を云々するのはおかしいんですね。
また、どうも無頓着な人が多いようですが、新幹線内での仕事には大きなリスクが伴うことを忘れてはいけません。
新幹線や飛行機の中、喫茶店等はプライベート空間ではない。
隣や斜め後ろに誰がいるかわかりませんし、会社の中と違って書類やPCの画面を覗かれる可能性は排除できません。
さらに新幹線には泥棒が結構いるそうですから、セキュリティ上の問題もあります(産業スパイも考えられます)。
大切な情報を丸ごと盗まれることもないとは言えないんですね。
大体、会社の情報を外部に持ち出すこと自体を禁止している企業が最近増えています。
基本的なことを言えば、そもそも、新幹線で仕事をしなければならないような時間配分自体が良くない。
新幹線の中では、こういう人は多分睡眠不足でしょうから、眠ればいいでしょう。
さもなければ、本なり、新聞を読むか。
最初に書いたことに戻りますが、このビジネスコンサルタントは単なるワーカホリックですね。
そして、本人だけがそうなのなら、まだいいのですが、こういう人はおうおうにして自分の考えを部下や従業員に押しつけます(コンサルタントだとクライアントかな)。
ブラック企業が生まれるわけです。
仕事が充実してこそ、家庭も上手くいくなんてことも言っていましたが、家庭が犠牲になっていることに気づいていない。
最後に書いておくと、日本人の労働生産性の低さは国際的に有名です。
要するに仕事に時間をかける割には成果を上げることができない。
このことをもう一度よく考えるべきでしょう。
では。
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