月の女神達

月には、象徴となる女神が3人いる。
アルテミス(ディアナ) セレネ(ルナ) ヘカテ である。

私は西洋占星術にかかわっているので、
今回言うのは、このギリシャ神話の女神達なのだが。

昨日の満月は、私の住む場所では雲があり見えず、残念だったけど、
こうやって月を意識すると、私はいつもこの女神達も思い出す。

この頃、私は、この女神達に、女性の一生を見ている。

アルテミスは、とても若い頃。
月でいったら、新月から満月に向かう時。
神話のアルテミスの性格のまま、さっぱりしてる、潔癖、残忍。
コギャルさん達が平気で人を見て「きもい〜」といってるのが
まさに、これをよく表しているなと感じている。

セレネは、女っぷりを発揮する頃。月なら満月あたりか。
色気たっぷりなご様子。生殖をつかさどる女神だから当然なのだが。
あたりが柔らかい感じである。でも一方的かな。

そしてヘカテは、閉経前後以降の頃。
月なら、だんだん欠けていって新月に向かう時。
人生経験豊富で知識、知恵がある。
おちついていて、冷静。私から見るとカッコいい存在である。

私が尊敬している英語に精通した先生がおっしゃるには
(日本の文献には、あまり紹介されてないことらしい)
占星術では、生まれた時をみると、この3女神の中で、
(お聞きしたときは、セレネがアフロディーテになっていたけど)
自分がどれよりかがわかるようだ。
月齢とか、月のある星座のデュークとか見るんだけどね。

そして、それはベースとしてはあるらしいが、
それにずっとしばられてないらしい。
月自体が移りゆくものだからかもしれない。

私は、女性の一生がこの3女神を何度も巡る旅であるように感じる。
ある一定のスパンで変わっているのを、相談者の方、
女性の友達をみて感じる。そして、私自身を見つめても…。

これを読んでくださった女性の方へ
(男性の方は当てはまらないので、ごめんなさい)
あなたは今、どの女神のもとにいらっしゃるのかな?