映画『永遠の0』を見ての追憶・・・

161106.jpg『永遠の0』は終戦間際に特攻で戦死した海軍航空兵と、その家族のストーリーですが・・・
この映画を見て、一番身近な戦争経験者である祖父母のことを思うわたしがいました

幼心にわたしは戦争が大嫌いだった
そしてわたしの祖父が話す戦時中の話が大嫌いだった
第二次世界大戦に徴兵されてのちシベリア抑留をされて、多くの抑留者が亡くなっている中を必死に生き抜いてきた祖父
そして日本に帰国することが許されて、最後の最後まで帰国ができなかった
そして帰国後に知ったのは、家族にはすでに戦死通知が送られていたことだった

とても過酷な時代を生き抜いてきた祖父
そして祖父の話す戦時中の逸話は、とても過酷なものばかりだった
そんな過酷な話を、淡々と話す祖父
ときには誇らしげに話す祖父が嫌いだった

家族との穏やかな生活を手に入れてもなお、祖父の中では戦争は終わっていないようだった
とても厳しかった祖父
志と規律と礼を重んじていた祖父
非常に近より難かった存在

たくさんの死を経験してきた祖父だからこそ、ただただその経験を伝えたかったのかもしれない
そしてそれからどんな状況でも生きることの信念を教えたかったのかもしれない

そんな祖父は享年90歳で、昨年穏やかに息を引き取った
生前の言葉『もっとかっこ良く生きて、かっこ良い去り方をしたかったけれど生きるとはこういうものなんだな』
命を大切にするということは、きれいごとだけではなく、時には見苦しくもある
それを経験した祖父ならではの言葉だったと思う

病院のベッドで寝たきりになった祖父
医師には『昏睡状態ですので、もう意識はございませんし話も聞こえていないでしょう』と言われながらも、家族がそばにいると微笑んだり
時にはうっすらと目を開けた祖父
家族みんなの顔を見て安心したのだろうか
家族みんなが帰宅してひとりになった瞬間に、ひっそりと息をひきとったそうです
彼なりの『格好良い』去り際だったのかも知れません

そうしてもう少しで祖父の命日がやってきます

改めて祖父が伝えたかったことを強く考えながらも、冥福を祈りたいと思います

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月光蝶〜Gekkoucho〜
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