旅の絵本

16305.jpg最近のシンクロのキ−ワ−ドは 懐かしいモノ でした。 

その中の一つが絵本♪
友達が好きな絵本と私が好きな絵本が一緒でした。

「旅の絵本」と言う本です。
文字がなく、主人公の旅人が旅をしていく様子が描かれたものです。自由にスト−リ−をつくったり、想像したり、今思うとタロットによく似ています。絵を観て直観でスト−リ−を展開していくところとか。

小学校の低学年の時に一時的に文字が読めなくなった時期があって、その時良く見ていた本だけに懐かしいけど少し胸が苦しい。

この絵本の面白いところは、細かい絵の中に有名な物語や人物、宗教的なことがさり気なく書かれていて、それを探すのも楽しみ♪三匹の子豚とそれを狙うオオカミがいたり、何かのパレ−ドの絵で、辿っていくと裸の王様の行進だったり。

絵本の作者は 迷うために自ら旅に出て そのことを絵本にしたそうです。
言葉の分からない異国の地でも、人の後ろ姿や別れ際涙する人の姿で、相手が何を思い何をしているのか十分感じられたため、この絵本にも文字も言葉も使わなかったそうです。

久しぶりにみて、忘れがちなシンプルだけどとっても大切な 言語以外でのコミュニケ−ションを思い出しました。

いつか子供を授かったとしたら、その子にはこの本を送りたいな。