20170922082633-7d6d3e16af9389fc4a06c3564d463032b4f63ca7.jpg昨日の続きです。

こうしたことはよくあります。

ここで諦めると今までの努力が失われてしまうと考えて、執着しまう。

そして目標が達成されないと、苦しさが増幅します。

しかし、冷静に考えると、目の前の目標が達成されないとしても、いくらでも代替の道はあることが分かるでしょう。

受験に落ちても、偏差値が高くない大学に行っても、自分を生かした仕事で世間で活躍する方法はいくらでもあります。

さらに、フォーカシング・イリュージョンには、目標が達成された場合にも、弊害があります。

目標が達成されると、そのことをもって自分の有能性が生涯に亘って保証されたと誤解してしまうことがあることです。

たとえば、東大に合格した段階で、人生の最終目標が達成されたと思い込み、ずっとそれを引きずるといった感じですね。

これでは仕事で成功できません。

フォーカシング・イリュージョンが不要とは言いませんが、その副作用も大きいので注意が必要です

できれば、 目標でなく過程を楽しみ、複数の目標をもち、特定の目標にフォーカスしすぎず、そして、いい加減でもいいと考えることです。

できるだけ視野を広くもち、さまざまな可能性を考えるようにしましょう。

では。

20170921064024-7418ada35e5b13a331b7f8ff9300f269bff91926.jpg皆さんは「○○が○○でさえあれば...」と考えたことがありませんか。

まあ大抵の人はあるでしょう。

もう少し痩せていれば、あの大学に入ってさえいれば、結婚しさえすれば、幸せになれるのにといった感じ。

こんな気持ちを「フォーカシング・イリュージョン」と言います。

名付けたのはノーベル経済学賞受賞者のダニエル・カーネマンです。

カーネマンは、「人は、収入などの特定の価値を得ることが幸福に直結しないにもかかわらず、それらを過大評価してしまう傾向がある」と述べています。

たとえば、学歴がないと幸せになれないとか、結婚しないと幸せになれないとか、あるいは正規雇用に就けば幸せになれるとか、そのような特定のポイントに、自分が幸福になれるかどうかの分岐点があると信じてしまうことです。

しかし、実際には、人が幸せと感じる理由もそれを支える人生の基盤も様々で、これで必ず幸せになれるなんて条件はないんですね。

とは云え、フォーカシング・イリュージョンが有効に作用することもあります。

漠然と進むよりも、一つの足掛かりというか、目標や基準になりますからね。

ただし、人生の現実において、いくら努力しても目標をクリアできるとは限りません。

そして、目標をクリアできなかったとき、フォーカシング・イリュージョンが試練に晒されます。

一般的には、こういう時には、簡単に諦めないことが推奨されます。

長くなるので続きは明日。

では。

20170920075129-4e4622bc543f20c16f5d257083c7a076b8c22a9c.jpg恋愛をしていると彼と喧嘩になることが結構あると思います。

簡単に忘れられるようなものから、別れる原因になるようなことまで程度はさまざまでしょう。

しかし、女性によっては彼にかなり酷いことをされても、結婚のために我慢してしまうことがあるようです。

たとえば、ある女性は、婚前旅行で彼に友人を同行させると聞かされて頭にきます。

それでも、最初の2日間だけだからと、何とか我慢するんですが、段々と、彼女だけ先に帰国して、後は彼と友人が2人で旅行するという話になったのだそうです。

いくらなんでもこれはないと抗議すると、「大体、なんでお前の休みにばかり合わせなければいけないんだ。お前は器が小さい」と責められたとのこと。

彼女はここでキレました。

彼女がぎりぎりまで我慢したのは、喧嘩をすると結婚できなくなるかも知れない、そうでなくても、わがままだと思われると思ったからだそうです。

ううむ、しかし、仮にこの男性と結婚しても上手くいかなかったでしょう。

完全に男性が悪いのに結婚のために我慢しようと考えたところで、将来、同じようなことが、さらに酷い形が起きる可能性が高いのです。

それも何度も。

ストレスがどんどん溜まっていき、そのうちに爆発する。

爆発しないとさらに悲惨で、精神的なバランスを崩してしまう恐れさえあります。

もちろん小さいな行き違いをいちいち深刻に捉えることはありません。

しかし、基本的に思いやりがないといった重要な性格上の欠陥が見えたら、たとえ明日結婚式だとしても別れるべきでしょう。

上の女性は何とか思い止まったようですが、目の前の結婚にこだわりすぎず、長い目で将来のことを考えてください。

では。

20170919074526-60ea26293b3ac3a9b2d6d7174c6ea6c3469de4e8.jpg昨日の続きです。

すでに書いたように厭味は仕事の疲れを倍増させます。

そしてこの疲れが連鎖することがあります。

厭味を言われた人間が自分の後輩で鬱憤を晴らしたり、将来、部下を持つようになった時に同じことを繰り返したりする。

さらには家に帰ってから、奥さん、ひどい時は子供に当たる人もいます。

不機嫌の拡散ですね。

奥さんもご主人に厭味を言われると疲れが倍増するんです。

そのことを忘れないように。

基本的に、厭味というのは相手の人格を尊重していないわけです。

要するに馬鹿にしている。

何か言いたいことがあるのなら、そのまま言ったほうがずっとすっきりします。

少なくとも聞かされるほうにとってはそのほうがずっと楽ですね。

言いたいことはできるだけそのまま言うようにしましょう。

もちろん性格もありますから、難しいかも知れませんが、自分にそんなところがあると思ったら直す努力をしましょう。

それで人から好かれ、家庭も円満になるはずです(多分)。

では。

20170918072512-3bdf173f02903e4e95a2ef484dab46a5ca00f19b.jpgある薬用酒メーカーが実施した「ビジネスパーソンの疲れの実態に関する調査」によると、日本の会社員の80.7%が、現在仕事に疲れを感じているとのことです。

疲れの原因としては、順に「仕事の人間関係」(43.6%)で、「仕事の内容」(40.9%)「仕事の量」(31.5%)、「運動不足」(28.1%)、「通勤」(26.7%)等が上げられています。

そして、この疲れをさらに倍増させるようなことがあるんですね。

それは上司から浴びせられる一言だそうです。

具体的には、「常識でしょ(当たり前でしょ)」(13.6%)、次いで「そんなこともできないの?」(12.6%)、そして、「前にも言ったよね?」(12%)と言った言葉ですね。

当然と言えば当然ですが、頼りたい時に突き放されたり、嫌みのような形で追い詰められたりした時に、より疲れを感じる傾向があるわけです。

しかし、上に書いたようなせりふは誰でも聞いたことがあるでしょうし、自分で言ったこともあるんじゃないかな。

私も昔、会社で働いていた時は上司にもっと酷いことをしょっちゅう言われていました。

私は何とか我慢しましたが、そのために辞めていった同僚も結構いましたね。

こういう話になると昔は当たり前だったといったことを言って擁護しようとする人が必ず出てくるんですが、時代が変わったことが理解できないのでしょう。

悪しき習慣は自分のところで終わりにしないと。

大体、会社にとっても従業員が仕事しやすいほうが良いに決まっています。

できれば部下や後輩を持つような立場になったら自分の言動をもう一度考えてみるといいと思います。

では。

20170917172654-9ef8846209d5475b1fad5af1b180e2abdd0f36de.jpgノーを言うべき時にはきちんと言わなければいけません。

その場で断るのが大変なら、ちょっと考えさせてくださいと言って、持ち帰りましょう。

いずれしても普段からイメージトレーニングで断る練習をしておいた方が良いですよ。