20170818071046-fb32f32114ba304b670eba8d35453f1ce08665cc.jpg昨日の続きです。

少し前は、コンビニでも店員が声をかけてくれるのが嬉しいといった声がありました。

しかし、最近では、店員との人間関係を求めていない人が増えているんですね。

と云っても、客と店員がお互いに無視しているわけではなく、意識はしているが、話は交わさなさいといった距離感が好まれているわけです。

ところで、ヤマアラシコンプレックスという言葉があります。

ヤマアラシにはトゲが生えているため、お互いに体を温めあおうとして接近し過ぎると、互いをトゲで刺してしまう。

そのために適切な距離を取るために苦労するといった心理状態を表しています。

これがさらに進み、バックミラー症候群(それほど一般的な用語ではありません)と呼ばれる徴候を示す人も増えています。

自動車を運転していて後ろにぴったりと付く車をバックミラーで見つけると思わずアクセルを踏んで車間距離を空けるように、他人ととにかく距離を取ろうとする人達のことですね。

最初から適切な距離を見つける気がないわけです。

こうした問題が話題になると、必ず人間関係の希薄化を嘆く声が聞かれます。

しかし、特に、コミュニケーション手段が昔に比べて飛躍的な発達と多様化に伴い人間関係も変わらざるを得ません。

サービスのあり方も当然変わっていくでしょう。

私のような人との交流があまり好きではない人間にはこうした傾向は大歓迎なのですが。

では。

20170817082615-33701575f7b473e8c702d8715baf6067abaaaf40.jpg最近、声をかけない接客が広がり始めているそうです。

衣料品店や美容院、タクシー等ですね。

「服を買う時、そっとしておいてほしい」「店員に話しかけられると買わないといけないというプレッシャーを感じる」、「タクシーの中では落ち着いて過ごしたい」と考える人が多くなっているということでしょう。

もちろん、声をかけないといってもどの客にも無言で応対するということではなく、客に合わせるわけです。

たとえば、あるセレクトショップでは、手に持つと「声かけ不要」の意思表示になる店内用ショッピングバッグを導入しています。

顧客カードに、「物静かな美容師に担当してもらいたい」「ヘアスタイル以外の話はしたくない」といった項目を設け、選んでもらようにしている美容院もあるそうです。

それはそうでしょう。

話が好きな人もいるし、店員のアドバイスを必要とする人もいますからね。

また、タクシー業界でも、車内での声かけを自粛するように指導する会社が出てきたとのことです。

ただ、タクシーに関しては、ショップとは若干事情が違うような気がします。

普通、車内では時間潰しのために話をしますが、これはサービスでもなんでもなく、どちらかというと、運転手の退屈を紛らわせるためじゃないかな。

だからすべて雑談で、話す必要は端からないんですね

もう少し続きます。

では。

20170816065214-01cdbc0d7cd354c27ad50d16268ba9477f6751dc.jpg先日、あるクイズ番組を見ていると超天才高校生なる謳い文句の若者が3人参加していました。

まあ、こうした形容詞はインフレ傾向がありますから、本気にする必要はないんですが、この参加者たちは超天才とはとても言えず、天才でもなく、単なる秀才レベルでしたね。

彼等はそれぞれ灘高校(兵庫県)、開成高校(東京都)、洛南高校(京都府)の現役の高校生で、クイズ研究会のメンバーだそうです。

それでどのくらいすごいのかなあと思って見ていると結構低いレベルの問題で間違うんですね。

たとえば、豹を英語で言えない、ひたむきを漢字で書けない(直向き)、世界各国の国旗がほとんど言えない。

ものすごく偏差値の高い高校に在籍していて、毎日クイズに励んでいるはずなのに。

そして、彼らは自意識はすごく高いんですね。

若いから仕方がないのかも知れませんが、絶対勝ちますとか、自信に満ちたことばかり言う。

しかし、結果を伴いません。

だから感じが悪い。

いわゆる嫌な秀才型の人間そのままです。

こういう人間が官僚になるんだろうなあ。

大体、本当の天才はクイズなんかしないでしょうし、官僚にはならないでしょう。

では。

20170815055542-ef5c888614317dabf08e74e1767b787eee6e07c9.jpg昨日の続きです。

番組の話に戻ると、日本人側は、MC2人(男性と女性)以外に、ジャーナリストと元東大総長で現在はなんとか総研の理事長なんて人が出ていました。

まず、MCの切れが悪いんですね。焦点がぼけたことしか言えない。

バラエティなんかだといいのかも知れませんが、難しい話だと無理なんでしょう。

日本にはまともなディベートを仕切れるMCはいないのかなあ。

それから、ジャーナリストはさすがに発言が論理的で明確でしたが、理事長の方は言っていることが分かりにくい。

日本では、偉い人なのに何を言っているかわからないことがよくあります。

私も通訳をしていた時に苦労しました。

意味がわからないと通訳なんか絶対できませんからね。

フランスだったら政治家は勿論、会社でもある程度以上のポストにいる人は話が上手いし、明快です。

学校で訓練しているからでしょう。

一般のサラリーマンや技術者、ブルーカラーはやはり分かりにくいし、言葉も洗練されていません。

日本ではこうした違いがあまりない。

セレブなんて言っても、ぜんぜん教養が感じられない人ばかり。

別に外国と同じである必要はありませんが、少なくとも世界の舞台で活躍する人は、自分の言いたいことを明確に伝えられないといけないでしょう。

それから、明確な話し方を学ぶためには、英語やフランス語(我田引水)を学んだ方が良いでしょうね。

こうした西洋の言葉は論理的に成り立っているので、比較的明快な話ができます。

当然ながら、人によってレベルは違いますが。

言葉を使うのは人ですが、人が言葉によって影響されることがあるんですね。

これが言霊です(大抵の人は言霊を間違って理解しています)。

この話は長くなるので、また別の機会にさせていただきます。

今日は、私の話の焦点もぼけていました。

すみません。

では。

20170814071348-99bf2db4d60ed963a67073e7aca38aa4d8d065e1.jpgちょっと前のことですが、テレビである討論番組を見ました。

参加者はアメリカ人と日本人です。

それで、同時通訳が入ったんですが、やはり聞きにくかったなあ。

通訳のタイミングが遅いし、同時通訳では良くあることですが、隔靴掻痒の感がすると言うか、話がなんとなくずれているような気もします。

比較的テーマが難しかったと言うこともあるんでしょうが(とは言え、極度に専門的な用語が飛び交ったというわけではありません)。

大体、普通は同時通訳では良くて70 %、下手すると30 %くらいしか伝わらないものです。

だから上に書いたように話がずれるんですね。

私が昔、生で聞いた文学討論会でも(フランス人と日本人の作家が参加していました)、同時通訳がもの凄く苦労し、果ては、言ってないことを通訳者が勝手に口走ったために、発言者が怒ったことがありました。

討論会はめちゃくちゃ。

話が完全に食い違い、結局、通訳者が謝りました。

一応、一流とされている人だったんですが。

まあ、人のことは言えませんね。

私も同時通訳をしていて、上手く行く時は話者と一体くらいになるんですが、駄目な時はまったく駄目。

それに調子が良い状態も長く続かないなんてこともあります(物凄く疲れるんです)。

もう少し続きます。

では。

20170813183556-98b551a983534fab8280bb7f191e40c4470fbd74.jpgいくら好きでも相手にすべてをゆだねてはいけません。

自分を確立していないと愛は本物にはなりません。